いやはや・・・。

            

            早朝の残り月と紅葉をうまくコラボして写真に収めた。

            この時期は色彩に恵まれてるので、

            早朝に残る月と合わせる風景も多彩になる。

            早朝に残る月を見るとだいたい位置はいいところにある。

            今回は紅葉した枝の隙間にうまく収まった。

            しかし、この写真をじっと見ていると、

            血の池地獄の底から月を見上げてるようにも見える。

            血の池地獄に落ちてしまった自分が、

            なんとも下界への未練をもって、

            少し空いた隙間から月を眺めている。

            そんなネガティブっぽい状況が想像できる

            あまり浮き浮きした楽しい状況とは言えない・・・。

            だからと言ってなんだか極楽浄土からの眺めには思えない。

            秋になって爽やかな朝で清々しいはず・・・。

            しかし、意外と夏の猛暑でくたびれてしまってるのかもしれない。

            夏の猛暑は体験したことのない消耗を強いられている。

            血の池地獄からの眺めというイメージは、

            今の時期の空気感とはなんだか一致しない・・・。

            それでも消耗した体力からだとそんな妄想も出てくるのかな・・・。

            血の池地獄の底からが、

            はとバスの観光名所的なものになれば、

            楽しい妄想に逆転するのかも・・・。


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